【はじめての母乳育児】本当に大切な授乳のポイント3つ

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慣れない育児、産後すぐに始まる授乳。

Aさん

授乳ってこんなに乳首が痛くなると思わなかった!

Bさん

吸引力すごくて乳首が切れて授乳が苦痛

こんなお悩みありませんか?

それ、コツを掴めば改善できます

今日は授乳で大切なポイントはこの3つ

  • ふわふわ乳首をつくる
  • 正しい姿勢で
  • 反射をつかって深くくわえさせる

最後まで読めば、今日から授乳時間が楽しくなるはずです。

目次

1.ふわふわ乳首をつくる

まずは乳輪をマッサージしていきます。


優しい力でふわふわと。

乳首が立ってきたら、付け根からもう一回マッサージしてください。
痛くない強さで、いろいろな方向から。
5分くらいマッサージしていると、じわーっとおっぱいが湧いてくる感覚が出てくることがあります。

授乳前に乳首をふわふわにしておくだけで、赤ちゃんの吸い付きがかわります!

特に哺乳瓶が大好きな子、お口が小さくて上手に飲めない子、陥没乳頭や扁平乳頭で乳首が浅くなりやすいママはやってみて損はなし!

2. 正しい姿勢をとる

正しい姿勢は意外とできていないことが多いんです。
実は、授乳クッションの高さも超大切
横に寝かせたときに、赤ちゃんの体が乳首の正面にくるように高さを調節してください。

授乳中は赤ちゃんの体ごとしっかり向き合うのがコツ!

体は上向きで、顔だけおっぱいに向いてる姿勢は、乳首を痛める原因になります。

くわえさせるときに、赤ちゃんを迎えにいく姿勢も肩や腰を痛める原因になります。
赤ちゃんを抱き抱えておっぱいに吸い付かせる感じでいくとGOODです。

また、赤ちゃんを支えるときの手は背中から首元まで
首が座ってないからといって、頭を抑えてしまうとかえって飲みにくくなります。

3.反射をつかって深くくわえさせる

赤ちゃんのほっぺに乳首を当てると、その方向に顔を向ける仕草があります。
これを探索反射と言います。
まずは、探索反射で赤ちゃんに授乳への意識を向けさせます。

次は口をパクパクさせる捕捉反射
唇におっぱいを当てると口を大きく開けます。
このタイミングでおっぱいを潰しながら口の奥まで入れてあげます。

うまく捉えられたら、吸啜反射で舌を上手に使っておっぱいをしごきながら飲んでくれます。

乳輪を覆えるくらいに大きなお口でくわえられると、乳首は痛くなりにくいです。
お口は巻き込みがなくドナルドみたいに広がってるのが理想です。

唇を巻き込んでる時は空いてる手で出してあげてください。

哺乳瓶で練習する時もこの反射をしっかり使うようにすると、哺乳瓶慣れした子も上手におっぱいを吸えるようになります。

しっかり吸ってくれたら、手を持ち替えて楽な姿勢にすると、腱鞘炎を予防できます。

助産師みぃ

おっぱいを飲む練習を哺乳瓶でしたいなら、この哺乳瓶がおすすめです。

こんなときどうすれば?

赤ちゃんがすぐに眠ってしまいます。

赤ちゃんは授乳の時間が大好きです。
ママとの触れ合いを直接肌で感じることができるから。
リラックスすると副交感神経が優位になって、眠たくなってしまうんです。
これはママも一緒。なぜか授乳すると眠たくなったり便意を催したりという経験はありませんか。

赤ちゃんが眠たくなるのは自然なことなので、完全に寝てしまう前に、足の裏を優しくさすって起こしてあげてください。赤ちゃんの足の裏はとても敏感です。
それでも寝てしまうときは一旦諦めて仕切り直すのも手です。

赤ちゃんが小さめで、上手におっぱいを吸えません。

慣れないうちは大変だけど、いつか絶対上手に吸えるときがきます。
体重が増えてきて力もついてくるし、授乳の回数を重ねるごとに上達していくからです。
体が小さくてうまく吸えない場合は、授乳前にしっかりと乳首をマッサージしてからおっぱいを吸わせてあげてください。
マッサージして母乳が出やすくなるのに加え、ふわふわの乳首だと体力の消耗も少なく済みます。

おっぱいが切れてしまった。

小さい傷でも本当に辛い、乳首の傷や赤み。
授乳が終わった後に、乳頭保護クリームを活用するといいです。
保護クリームがない場合は母乳を塗っておくのも効果的です。
母乳は免疫細胞が含まれているため、治癒を促進します。
乳首に直接下着が当たるのが痛いというママは、ガーゼをドーナツ型に丸めて乳房と下着の間に挟んでおくと擦れずに過ごすことができます。

助産師みぃ

おすすめの乳頭保護クリームはこちら!
授乳後に塗布して拭き取りが入りません。

まとめ

本当に大切な授乳のポイントはこの3つ

  • ふわふわ乳首をつくる
  • 正しい姿勢で
  • 反射をつかって深くくわえさせる

ただし、ママと赤ちゃんにあった方法は、人それぞれ。
こうした方法だけで解決できないのが母乳育児の深さであり面白さでもあります。
もし母乳育児で悩んでいる場合は、身近な助産師さんに相談することが一番です。

赤ちゃんはママに抱っこされてる授乳の時間が何よりも大好きです。
授乳を楽しむ気持ちで、肩の力を抜いてやっていきましょう。

ゆるく楽しくいこうね!

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